勉強が苦手だった人が、大手メーカーのエンジニアとして通用する「頭の使い方」を掴むまで
はじめまして!大手メーカーでエンジニアをしているたなおです。
今でこそ周囲からは「仕事ができる」と評価をいただくことも(たまに)ありますが、実を言えば私はもともと「頭が良い/容量が良いタイプ」ではありませんでした。学生時代はどれだけ机に向かっても成績が伸びず、要領の悪さを痛感する日々。周りからは馬鹿にされ、自分に対する自信をずっと持てずに生きてきました。そんな私が、なぜ今、第一線のエンジニアとして結果を出せているのか。それは才能が開花したからではなく、社会人になってから「学び方の技術」と「頭の使い方のコツ」を、後天的に身につけたからです。
- 情報の解像度を上げる「読む力・聞く力」
- 本質を見極める「問題の分解能力」と「優先順位」
- 「短期集中」と「長期継続」を両立させる仕組み化
これらを習得したことで、学生時代の“学力”とは全く別の「実務を突破する力」が育ちました。
「真面目だけが取り柄」だった私の、最初の挫折
学生時代の私は、いわゆる「真面目なだけの生徒」でした。 特にやりたい部活や趣味があるわけでもなく、「なんとなく勉強しておけば、将来安泰だろうし、モテるかもしれない」という安易な動機で、言われた通りに机に向かうタイプ。
学習法といえば、ただひたすら範囲を丸暗記するだけの「脳筋スタイル」。 中学まではそのやり方で通用し、運よく進学校に入学することができました。しかし、そこが地獄の入り口でした。応用力と論理的思考が求められる高校の学習において、私の「暗記頼み」の勉強法は全く通用しなかったのです。
結果、偏差値は一気に30急落。(テストの点数ではなく、偏差値です。。)
必死に机に向かっても、全く成績が伸びない。まわりの友人が軽々と理解していく内容が、自分にはどうしても解けない。次第に周囲からは「頑張っているのにできない奴」と馬鹿にされるようになり、私の自己肯定感は粉々に砕け散りました。
「自分は、中身のないうすっぺらい人間だ」 そんな強い劣等感を抱えたまま、浪人生活に突入しました。
幸運と、その後に待っていた「社会人の洗礼」
浪人期、私は一つの転機を迎えました。 幸運なことに、勉強の「内容」ではなく「要領(やり方)」を教えてくれる家庭教師に出会ったのです。そこで初めて「どう学ぶか」という視点を得て、なんとか大学に滑り込むことができました。
しかし、本質的な「頭の使い方」が身についていなかった私は、大学でも留年ギリギリの成績。就職活動も運良く研究室のコネで今の会社から内定を頂きましたが、入社後に待っていたのは、過去最大の試練でした。
エンジニアとしての実務は、暗記では1ミリも通用しません。
上司や先輩の指示が理解できない。会議の内容を構造化して聞くことができず、議事録すら書けない。問題の根本的に原因を把握せず、似たようなミスを繰り返す。
毎日のように怒鳴られ、注意を受け続けました。自分の無能さを突きつけられる日々。メンタルは崩壊寸前で、「自分はこの仕事に向いていない、もう逃げ出したい」と本気で追い詰められました。
エンジニアとしての実務は、暗記では1ミリも通用しません。
上司や先輩の指示が理解できない。会議の内容を構造化して聞くことができず、議事録すら書けない。問題の根本的に原因を把握せず、似たようなミスを繰り返す。
毎日のように怒鳴られ、注意を受け続けました。自分の無能さを突きつけられる日々。メンタルは崩壊寸前で、「自分はこの仕事に向いていない、もう逃げ出したい」と本気で追い詰められました。
どん底で見つけた「一生使える思考の武器」
「このままでは人生が詰む」 そう直感した私は自分と向き合いました。
「私は勉強のやり方を知らない。資料の読み方も、話の聞き方も、問いの立て方も知らないんだ」
その事実を認め、そこから私は「社会人のための学び方」を徹底的に研究しました。それは、ただ知識を詰め込むことではなく、「情報をどう処理し、どう成果に結びつけるか」という根本的な仕組みを自分の中に作り上げることでした。
- 情報の解像度を劇的に上げる「読む力」「聞く力」
- 複雑な問題を最小単位に切り分ける「問題の分解」
- 限られた時間で成果を出す「優先順位の付け方」と「仮説思考」
- 「短期の集中」と「長期の継続」を両立させる仕組み化
これらを一つずつ、実務の現場で「小さく試し、振り返る」プロセスを繰り返しました。
すると、あんなに苦痛だった業務の景色が変わっていきました。 「何をすべきか」が明確になり、周囲とのコミュニケーションが円滑になり、気づけば新しい技術(AIなど)を自ら学び、製品に応用して成果を出せるようになっていたのです。
なぜ、今このブログを書くのか
今の私が、タイムマシンに乗って過去の自分に会えるなら、真っ先に伝えたいことがあります。
「お前の能力が低いんじゃない。ただ『やり方』を知らないだけだ」
社会人になってからの学び直しは、決して簡単ではありません。仕事に追われ、時間も気力も限られています。私も、一歩間違えればメンタルを病んでリタイアしていたかもしれません。だからこそできるだけ早く、可能であれば学生時代に気づいてほしいと思っています。
もし「今の努力が報われない」「何をどう学べばいいかわからない」と感じているなら、あなたは一人ではありません。少しの工夫と継続で、学びの効率は大きく変わります。今後の記事では、私の失敗談と再挑戦の記録をお届けしようと考えていますので、それらがあなたの次の一歩を後押しできれば嬉しいです。
